20年以上前に組んだCRMを今も使っている。そこにマーケティングが合体する
こんにちは。
中山博之です。
今日は、新しいトレンドについてお話しします。
ズバリ、CRMとマーケティングが合体する流れが来ている、という話です。
■ CRMとは何か
CRMというのは、顧客管理システムのことです。
カスタマー・リレーションシップ・マネジメントという英語の略称ですね。
今まで主に使われてきたのは、営業日報や、その発展形である営業支援システム。あるいは、顧客とのやり取りの保存や、サポートチームの記録です。
僕の仕事の場合で言うと、会計ソフトの開発と販売、そしてサポートをやっていました。
電話でお客様が問い合わせをしてくる。そのやり取りを、サイボウズのメールワイズというシステムを使って、メールと電話の応対を横断的に記録していたんですね。
次にそのお客様から電話があったときに、お客様を呼び出すと、過去のやり取りの経緯が全部分かる。
これを組んだのが、もう20年、いや、もっと前でしょうか。
そして今でも、それをそのまま使っています。
■ そこに、マーケティングが合体する
一方でマーケティング、つまり集客の部分ですね。
ホームページやSNS。それからGoogle広告や、SNSのメタ広告。
こういうものを使って、自社の製品・サービスを売るために、お客様を集めてくるわけです。
この、マーケティングとCRMが合体するということが、起きてきています。
これはおそらく、ここ2〜3年で確実に大きな流れになるんじゃないかと、僕は思っています。
■ 具体的に、何をすればいいのか
では、一体何をすればいいのか。
まず、今までのCRM。あるいは、別のCRMを新たに構築する、新たに契約する。
これが1つ目です。
そしてマーケティングというのは、コンテンツの生成と、配信・発信のことです。
具体的に言うと、ホームページやランディングページの記事内容を作成すること。
記事は、テキストだけじゃありません。
これからは、そこに動画が入ります。
動画といっても、ビデオセールスレターと言われるもので、あたかもトップ営業マンがその商品・サービスの説明をしているかのような動画が、3分入っている。
昔、テレビでありましたよね。
ちょっと声の甲高い社長が家電を説明すると、非常に売れる。あのテレビショッピングの、自社版です。
あれをやって、サイトで自社の商品・サービスを解説する。
これからは、漫画やアニメが入っているかもしれません。
そしてこのコンテンツ。SNSの記事だったり、ランディングページやホームページだったり。
これが、AIを使うことですごく簡単に作れるようになりました。
■ 次にやらないといけないのは「自動発信」
今、AIによる自動生成が非常にブームになっています。
でも、次にやらないといけないのは、自動発信のほうなんですね。
作るところまでは簡単にできた。
けれど、Facebookにも発信する、インスタにも発信する。こうなってくると、すごく大変になる。
これを解決するのが、先ほど言ったCRM+マーケティングです。
たとえば僕がお勧めしているGoHighLevelというシステムは、SNSの予約投稿や自動発信ができる機能を持っています。
■ 最後に欲しくなるのが、ダッシュボード
ここができるようになると、最後に欲しくなるものがあります。
僕が今まさに直面しているところなんですが、一体どの配信が効いているんだ、ということが一目で分かるものが欲しくなるんですね。
これが、ダッシュボードと言われるものです。
ダッシュボードというと、車のあのダッシュボード、分かりますよね。
運転席周りのメーターがあって、助手席まで繋がっているパーツのこと。
ただ、それよりもむしろ、飛行機のコックピットをイメージしてもらったほうが分かりやすいと思います。
今、自分がどこにいて、どこへ向かって飛んでいるのか。
そして周りにはどういう飛行機がいて、安全なのか、避けなければいけないのか。
そういうことが分かるもの、ということです。
■ マーケティングのダッシュボードに何が映るか
これを具体的にマーケティングに落とし込むと、こうなります。
実際にリード、つまり見込み客が何件発生したのか。
それに対して、どういう広告費を使ったのか。
何件のX投稿があって、他にFacebook、インスタ、TikTok、Threads、Substackを配信して、それがどういうふうに新規のニュースレター、メルマガ登録につながったのか。
この数字の流れを、ファネルと言います。漏斗(じょうご)ですね。
上から新規の流入があって、それがメルマガに登録して、メルマガ読者になる。
あるいはランディングページから、具体的に申し込みがあった。個別相談会の申し込みがあった。場合によっては、商品の直接購入があった。
そういうことが一目で分かる。一覧で分かる。
これが、ダッシュボードなんですよ。
ここまで一体になったものを、冒頭に言った「CRM+マーケティングの時代が来る」と、僕は言っています。
■ 3年前から言っていたことと、新しく加わったこと
今、実はほとんどの人が、AIによるコンテンツ自動化ということを言っています。
僕はこれ、もう3年前から言っていました。
そういう講座もやりまして、いわゆるマルチポスト、同じ内容でいいから、とにかく毎日発信しましょう、ということを言い続けてきたんです。
ですから僕からすると、そこは従来言ってきたことと同じなんですね。
そこにプラスして、配信の自動化ができるようになった。
そして1番新しい要素が、このマーケティングのダッシュボードです。
これが今回、3点セットで加わる。
■ 一次情報さえあれば、誰でも集客できる
3点セットが加わることで、集客が誰にでも簡単にできるようになります。
それはなぜかというと、コンテンツを作ることに、大変さがなくなってきているからです。
自分が製品に詳しい。お客さんに詳しい。お客さんにどう喜ばれたか。
そういうものを一次情報と言いますが、その情報さえあれば、誰でもマーケティング発信をして、集客できるような時代が来た。
これが、このCRM+マーケティングの最大の——なんて言うんですかね、福音というのか、我々にとってのメリットということになると思います。
本日はこの辺で。
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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
会計ソフト会社に29年、社長業は19年目。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

