地方の小さな事業者が、大企業の資本にも情報格差にも搾取されず、『小さいまま、強く、自由に』生きていけるインフラを、誰かが作らないといけない。」
10年前、ぼくは「全国の福祉施設をネットワーク化した経理代行FC」を立ち上げようとして、2社で頓挫した。
会計は100点の世界。納期と品質管理が、福祉現場の現実とは噛み合わなかった。
技術的に、無理だった。
でも諦めきれなかった。
もうひとつ、僕には夢があった。「地方の小さな事業者が、大企業の資本にも情報格差にも搾取されず、『小さいまま、強く、自由に』生きていけるインフラを、誰かが作らないといけない。」
都会の大資本に、地元に根付いたお店や施設、中小企業が飲み込まれたり、押し潰されたりして、よいわけがない。
そこに、AIとGHL(GoHighLevel)が現れた。
GHLは、地方と都会のコネクティングハブになれる。さらに、最先端の米国マーケティングノウハウが注入されたクラウドシステムなので、大手との情報格差を埋めることができる。
もっというと──
会計は100点を求められる。数字は1円単位で合っていなければいけない。
しかしマーケティングは「結果が出ればよし」の世界。70点で回しながら改善していくことが許容される。しかもSNSやブログ記事の予約投稿などをフル活用して、厳しい納期設定を構造的に緩和することもできる。これなら、福祉施設のペースでも十分に戦える。
さらに、AIと自動化によって、担当者ごとの品質のバラつきを均一化できるようになった。
一方で、AIだけに任せきりにはしない。最終チェックや、あえて「ひと手間」を加える工程を人が担うことで、品質と信頼性を担保する。この「人の目によるチェック工程」こそ、福祉施設が得意とする丁寧な反復作業との相性が抜群に良い。
AIが大量生産し、人が品質を守る。この役割分担により、スケーラブルな運用体制が成立する。
AIとGHLの自動化を使えば、10年前に技術的に不可能だった経理代行によるBPO事業が、マーケティング分野での「福祉施設ネットワークによる構築・運用代行」に形を変えて、今なら現実的に実現できる。
──
地方の中小企業に必要なのは、高額で複雑な「戦車のようなCRM」(セールスフォースのような高額システムと、その設定に数百万円かかるコンサルタント)ではなく、泥臭く毎日役に立ち、直感的に運転できる「軽トラのようなDX」(月額数千円から始められて、自分でできる部分はDIYで。手が届かない部分はAIが補ってくれる)です。
安価で、扱いやすく、目の前の売上に貢献しやすい仕組み。これを提案するからこそ、店舗オーナーにも受け入れられやすいのです。

